小児科医からこれだけは言わせて

写真が趣味の小児科医が小児臨床の現場のことやカメラのことを記載していく

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虐待かもしれない!小児科医が外来で児童虐待を疑ったときにすること【5選】

悲しいことに児童虐待のニュースが絶えません。児童虐待の頻度(児童相談所への報告件数)は毎年上昇傾向にあります。 平成2年からの報告数が厚生労働省のホームページに載っています。平成2年に集計が開始され、その年度は1,101件/年でした。しかし、平成30…

そろそろ流行時期!インフルエンザについてのまとめ [2019/2020シーズン]

こんにちは、小児科医あきらです。 最近はインフルエンザの流行の噂が流れてきています。流行が加速する前に、一度情報を整理していきましょう。 ではよろしくお願いいたします。 感染経路 インフルエンザの感染経路は、飛沫感染及び、接触感染です。 飛沫感…

ライフラインが絶たれているとき、赤ちゃんへの授乳ってどうしたらいいの?

今夏の台風15号、台風19号の被害は甚大なものとなってしまいました。 大雨、洪水に伴う被害に合われた方には、心よりお見舞い申し上げます。 各地の水害状況が連日報道される中で、気になることがありました。 ライフラインが絶たれ、電気もガスもなく、清潔…

危険!生命に危機を与えうるアナフィラキシーについてのまとめ

はじめに アナフィラキシーとは「アレルギーの原因となる、アレルゲンと呼ばれる物質の侵入によって、複数臓器に全身性にアレルギー症状が惹起され、生命に危機を与えうる過剰反応」と定義されます。簡単に言えば「アレルギーの重症例」と知っていただければ…

#インスタ医療団 というハッシュタグについて

正しい情報を発信しようと、Instagramで多くの医師がこのタグつけて情報を発信していますが、中には医師なのかもよくわからない人物が根拠のない情報を流布しています。 InstagramやTwitterでは誰でも好きなタグをつけることができることが大きな問題です。…

足に紫色の内出血?腹痛?関節痛?IgA血管炎(ヘノッホ・シェーンライン紫斑病)について

こんにちは、小児科医あきらです。 今回はIgA血管炎について書いていきます。 以前はアナフィラクトイド紫斑病と呼ばれていました。へノッホシェーライン紫斑病と言われたりもしますが、実際には同じ疾患であり、今は「IgA血管炎」と呼ぶのが一般的です。 先…

百日咳の診断・治療について

こんにちは、小児科医あきらです。 今日は百日咳についてお話します。 百日咳という名前は聞いたことはあるかもしれませんが、実際に診断に至っている人からの話を聞く機会は少なく、どんな病気なのかについて知っている方は少ないのではないでしょうか。 ガ…

口の中に白いかすが見える… 鵞口瘡(口腔カンジダ症)に関して

こんばんは、小児科医あきらです。今回は赤ちゃんの口の中にみられることがある「鵞口瘡(口腔カンジダ症)」についてまとめていきます。 はじめに 赤ちゃんの口の中に白いものがついているときは、鵞口瘡かミルクのかすの付着であることが多いです。 ミルク…

蜂に刺された!🐝どうしよう?ハチによる虫刺症について【小児科医の提言】

お久しぶりです。 小児科医あきらです。 虫刺されと一言で言ってしまいますが、虫の種類は様々です。今回はスズメバチやアシナガバチに刺されて来院されたお子さんが立て続けに外来に受診されたので、まとめてみました。 受診の目安 どんな虫刺されだろうが…

子どもがお腹を痛がっている。このお腹の痛みは盲腸かも? 急性虫垂炎(盲腸)を疑う症状 前編(概要・診察)

以前腹痛に関しての受診の目安に関して記事を書きましたが、最近外来で虫垂炎の患者さんが続いたので、もう一度虫垂炎に関して書いていきます。前後編です。 以前の腹痛に関して書いた記事はこちらです。↓ www.akirano.work 根治治療は小児外科領域の疾患で…

自分、無給医でした。

こんばんは、小児科医あきらです。 昨日からずっとドメイン変更の設定を色々調整していましたが全然うまくいかない。もともとのアドレスへのアクセスで問題なく閲覧はできるようなので、慌てず設定していきます。 ブログを始めてから、いいテーマ・題材はな…

ブログの独自ドメインを取得しました。www.akirano.workです

ご覧になってくださる皆様へご報告です。 この度、独自ドメインなるものを取得しました。 エラーが出てしまい、PCで閲覧できない状態がつづいています。。。 今後修正していきます。 ご不便おかけいたしますが、どうぞ引き続きよろしくお願い申し上げます! …

【ある小児科医の提言】子どもが耳を痛がっている!急性中耳炎の治療についてのまとめ

こんにちは、今回は急性中耳炎に関して記載していきます。小児急性中耳炎の診療ガイドラインが2018年に新しく改訂されていたので、その勉強がてら内容をシンプルにまとめていこうと思います。 どちらでも大丈夫です。何度も何度も中耳炎を繰り返しているお子…

小児総合医療センターで摂食障害の話をきいてきたのでまとめてみました。

こんにちは、都立小児総合医療センターで摂食障害の治療に関しての講演会を聞いてきたので、今回はそのまとめをしてみました。摂食障害のなかでも、主に拒食症についての話です。 拒食症の治療に関しては自分で治療にあたったことがなく、今までで聞いたこと…

NCPRの更新をしたのでそのまとめです。新生児蘇生法について

こんにちは、小児科医あきらです。 日本周産期・新生児医学会が主体で行う、新生児蘇生法普及事業NCPRと呼ばれる「すべての分娩に新生児蘇生法を習得した医療スタッフが新生児の担当者として立ち会うことができる体制」を目指した組織があります。その講習を…

【ある小児科医の提言】昼夜ずっと咳が止まらない。マイコプラズマ肺炎について

はじめまして、小児科医あきらと申します。今回はマイコプラズマ肺炎に関してご説明します。 マイコプラズマ肺炎の特徴として、発熱と湿った咳の持続がありますが、病初期は派手な発熱があっても全身状態は比較的良好であることが多く、感冒と区別がつきにく…

【ある小児科医の提言】熱が上がって喉を痛がっている…!溶連菌性咽頭炎について

こんにちは、小児科医あきらです。 溶連菌感染症について記載します。例のごとく初めに大事なことから記載していきますね。 溶連菌性咽頭炎は、「治せる病気」の一つです。どうしてそのように表現するかというと、小児科でも成人でも一般外来を受診する患者…

【ある小児科医の提言】医師「アデノ陽性ですね〜」アデノって何? アデノウイルス感染症について

こんにちは、小児科医あきらです。 今回は「アデノウイルス感染症」 についてお話します。 以前、アデノウイルス感染症のうちプール熱(咽頭結膜炎)に関してに関して記載しましたが、その他にも表現型があるウイルス感染症なので、まとめて書いていきますの…

【ある小児科医の提言】口の中になにか入れて遊んでいた後に苦しそうにしてる!気管内異物についての話

こんにちは。小児科医あきらと申します。今回は気管内異物に関してご説明します。 大事なことを一番初めに記載しますのでご確認ください。 もし、子どもが何かを口に入れてその後意識がなくなり、胸とお腹の動きがなくなってしまったら ①すぐに119番通報 ②心…

【小児科医の提言】RSウイルスってなに? 急性細気管支炎、主にRSウイルス感染症に関して

はじめまして、小児科医あきらと申します。 今日は「急性細気管支炎」主にRSウイルス感染に関してご説明します。大事なことを一番初めに記載しますのでご確認ください。 RSウイルス感染はときに呼吸困難が増強して死亡することもある感染症です。 乳幼児、特…

【ある小児科医の提言】ぐったりしておしっこも殆ど出ない。小児の脱水症について

では今回は「脱水症」について勉強していきましょう。 ひとえに脱水といっても、脱水に至る原因によって様々な病態があります。ただ、気をつけなければならないことはシンプルです。医師は、入院が必要か必要でないか、その点を病歴や診察、検査所見で判断し…

【ある小児科医の提言】医師「夏風邪ですね」→夏風邪って何? 後編:手足口病

こんにちは、小児科医あきらと申します。 今回は前中後編で「夏風邪」に関してです。 小児科でいうところの「夏風邪」とは、下記流行性疾患、いわゆる①プール熱(咽頭結膜熱)、②ヘルパンギーナ、③手足口病の3つの疾患を指します。 それぞれの感染症に関して…

【ある小児科医の提言】医師「夏風邪ですねー」→夏風邪って何???中編:ヘルパンギーナ

こんにちは、小児科医あきらと申します。 今回は前中後編で「夏風邪」に関してご説明します。 小児科でいうところの「夏風邪」とは、下記流行性疾患、いわゆる①プール熱(咽頭結膜熱)、②ヘルパンギーナ、③手足口病の3つの疾患を指します。 それぞれの感染症…

【ある小児科医の提言】医師「夏風邪ですねー」→夏風邪って何???前編:プール熱

こんにちは、小児科医あきらと申します。 今回は「夏風邪」に関してご説明します。 小児科でいうところの「夏風邪」とは、下記流行性疾患、いわゆる①プール熱(咽頭結膜熱)、②ヘルパンギーナ、③手足口病の3つの疾患を指します。 それぞれの感染症に関して記…

【小児科医の提言】風邪引いてるんです。風邪薬をください! 感冒時の対応

こんにちは!小児科医あきらと申します。 今回は感冒時に関してご説明します。 大人であれば数日様子をみて良くならなければ「面倒だけど薬もらいにいつもの先生のところいくか〜」と内科をかかる方がほとんどでしょうか。 しかし子供の発熱であれば話は変わ…

【ある小児科医の提言】子供がゼーゼーヒューヒューしてる!気管支喘息の対応について

こんにちは小児科医あきらと申します。 本日は気管支喘息に関してご説明します。 まず、大事なことを一番初めに記載しますのでご確認ください。 下記のような強い気管支喘息発作の目安が出現した場合に、自宅で即効性のある気管支拡張薬があれば使用し、なけ…